歳時記

かつて、月の満ち欠けを見つめながら暦に即し生活していた日本人の暮らしの中には、その季節ごとの祝いがあり、太陽暦が導入された後の今もなお、私たちの生活に受け継がれています。

表情豊かな日本の四季を背景に、その節目節目のお祝いを彩ってきたのが和菓子です。

忙しく流れて行く現代の暮らし…

そんな中でも、特別な日の特別な和菓子は、皆様の暮らしにひとときの潤いと余裕を与えてくれることでしょう。

十五夜という名で親しまれている中秋の名月。
旧暦八月十五日、現在の暦では秋のお彼岸の後、最初の満月を愛で祝います。
元々は中国唐時代の観月宴「中秋節」が伝わったとされ、日本では収穫した芋を供えて祝ったことから、 この日を「芋名月」、約一ヶ月後の十三夜を栗名月、豆名月と呼んでいます。
お月見といえばススキと月見団子。
また、それぞれのススキや芋、栗など型どった様々な和菓子が、観月の宴に花を添えます。

イラスト(C) 千野盈靖
御菓子処 千野【住所】〒386-0012 長野県上田市中央3-2-18