歳時記

かつて、月の満ち欠けを見つめながら暦に即し生活していた日本人の暮らしの中には、その季節ごとの祝いがあり、太陽暦が導入された後の今もなお、私たちの生活に受け継がれています。

表情豊かな日本の四季を背景に、その節目節目のお祝いを彩ってきたのが和菓子です。

忙しく流れて行く現代の暮らし…

そんな中でも、特別な日の特別な和菓子は、皆様の暮らしにひとときの潤いと余裕を与えてくれることでしょう。

仁明天皇が御神託に基づいて、六月十六日に餅などを神前に供え、嘉祥(かじょう)と改元した古例を引き菓子を贈ったり、食したりする、除災招福の日です。
かつては朝廷において、後には民間でも長く恒例行事として明治初期まで盛んに行われてきました。
その「嘉祥の日」を現代に復活させたのが「和菓子の日」です。
健康を願い、幸多かれと祈って、和菓子をいただきましょう。

イラスト(C) 千野盈靖
御菓子処 千野【住所】〒386-0012 長野県上田市中央3-2-18