御菓子処 千野

信州上田にある「御菓子処 千野」の三代目・千野雅芳が 日々の和菓子作りやお店の情報はもとより心のアンンテナに引っかかった様々なカルチャーに到るまで、心に移り行くよしなしごとを、幅広く徒然なるままに書き綴ります。

岳の幟(たけののぼり)

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信州の鎌倉別所温泉に配達に行くと・・・

沿道にたくさんの「岳の幟」(たけののぼり)が飾られていました。

201007161534000.jpg岳の幟とは、別所温泉に伝わる雨乞いの祭りで、青竹に色とりどりの反物をくくりつけた幟の行列が練り歩き、笛や太鼓に合わせてささら踊りや三頭獅子舞も奉納されます。国の選択無形民俗文化財に指定された珍しいお祭りです。

この祭は、室町時代の永正元年(1504)の夏のひどい干ばつの時に雨乞いをしたのがその起源といわれています。

地区の人々が当日未明に長い青竹と反物を抱え、夫神岳に登り出します。山頂には九頭竜神を祀った祠があり人々は焚き火をしながら日の出を待ち、日の出と共に祠に布を供え神職が祈祷し、その後竹竿に布をくくりつけ山を降りて来ます。

途中まで総代をはじめ、太鼓、笛、獅子頭、ささら踊りの子供が出迎え、午前7時過ぎに温泉街に向かい長寿庵、大湯等で青面の獅子2頭、赤面に獅子2頭や子供たちのささら踊りが舞を繰り広げ、別所神社にたどり着き正午頃に解散となります。

平成10年の冬季長野オリンピックの閉会式でも披露されたこともあり、御覧になった方もおられるのではないでしょうか。

毎年7月15日に一番近い日曜日に行われ、今年はちょうど今週末18日に第506回目の開催となります。

 

※参照 「岳の会」http://www.takeno-kai.com/                              お祭りを紹介したたくさんの画像が御覧になれます。

 

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プロフィール

千野雅芳

御菓子処千野の三代目、千野雅芳。 製造担当・一男三女の父であり “文化は地続き”が持論の新人類世代。 また『マサヨシ』名義で地元をはじめ 各地のクラブイベント等に和菓子を提供。 若者世代に伝統和菓子をアピールすると共に その新たな価値観と可能性を日々模索中。

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このページは、千野が2010年7月16日 16:45に書いたブログ記事です。

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